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MBTIのことをもう少し詳しく知りたくて、本を探しているあなたへ。
「採点のしかた」「フィードバックのしかた」。この二つの章が並んでいたら、どちらも結果を伝える話なのかな、と思わない?
ここ、分けて見ると面白いんだ。
JPPが公開する『エッセンシャルMBTI』の商品案内では、採点が第三章、フィードバックが第四章として別に置かれている。さらに、検査の強みと弱み、臨床活用、ケース報告へ続く。
だから、点を出して四文字を伝えたら学習が全部終わる、という見方では、この専門書の構成を捉えきれないよ。
今回は、公開された目次と日本MBTI協会の説明から、採点と理解の過程を分けて見よう。そのうえで、あなたが次に学びたいことに合う本か、中古の第2版をどう確認するかまで一緒に考えるね。
エッセンシャルMBTIは、面接や面談で人を支える人向けの専門書
まず、どんな人のための本として紹介されているかを見よう。
日本MBTI協会の出版物案内は、『エッセンシャルMBTI』第2版を、心理臨床やカウンセリング、面接・面談など、人を支援する場面で役立つ専門知識を扱う本として紹介している。
著者はナオミ・L・クエンク、訳者は園田由紀。タイプ名だけを短く調べる本と同じ目的で選ぶより、実施やフィードバックを学ぶ専門書として、読む目的を考えたいね。
今ほしいのは四つの指標の基本なのか。それとも、検査をどう紹介し、結果をどう理解していくかの学習なのか。この違いで、最初に読む本も変わるよ。
専門的な本を選べば、それだけで自分に合う、とは限らない。知りたいことが入口の説明なら、基本書へ先に戻る方法もある。
逆に、基本的な言葉は読んだけれど、実施と理解のつながりをもっと学びたい。そんな疑問なら、この本の公開目次を見て、読みたいところを探す理由になるね。
協会は、MBTI認定ユーザーの資格がなくても購入できる書籍として、この本を掲載している。読むための入口は用意されているんだ。
ただし、購入できる本であることと、正式なMBTIを購入・実施する資格は別。書籍を手に入れたことが、そのまま実施資格になるわけではないよ。
JPPの商品案内でも、一般に購入できる書籍と、一定のトレーニングを受けた有資格者向けのプロダクトは分けられている。
この区別を知っておけば、本を読みたい人が、検査用のプロダクトまで一緒に買う前提にならずに済む。今回は書籍を学習候補として考える話だよ。
面談に関わる人なら、次に学びたい問いを一つ書いてみて。検査の紹介を学びたいのか、受検者へのフィードバックを学びたいのか。その問いがあると、目次のどこを見たいかがはっきりしてくる。
まだその問いが出てこない人も、急いで専門書を一冊選ばなくていい。基本を知る段階と、実施や支援を詳しく学ぶ段階を分けて、本の役割を見ていこう。
第三章の採点と、第四章のフィードバックは別の学習項目
出版社JPPの公開商品ページには、主要目次が載っているよ。
最初は概説で、歴史や理論、研究の基礎。第二章は実施、第三章は採点、第四章はフィードバック。そこから第五章の強みと弱み、第六章の臨床活用、第七章のケース報告へ続く。
この並びを見るだけでも、結果の数字や記号だけを扱う本ではなく、前後の過程を学ぶ構成だと分かるね。
第三章の目次には、個人の指向の明確さを推定する項目がある。第四章には、タイプの検証と解釈の項目があるよ。
つまり、採点されたものをどう出すかという問いと、タイプをどう確かめ、理解するかという問いは分けて置かれている。
ただ、目次の一語を見ただけで、採点の細かな計算式や解釈方法まで分かったことにはしないでおこう。公開されているのは、学ぶ項目とその配置。ここではその範囲から、読みたい問いを作るね。
たとえば、採点の章を読む前に、何についての明確さを扱っているのかを確かめたい、という問いを置ける。
フィードバックの章なら、タイプを検証することと、タイプの説明を本人へ押しつけることはどう違うのか。この問いを持って、本文で説明を確かめたい。
その二つを同じメモ欄へまとめるより、採点について分かったことと、フィードバックについて分かったことを分けよう。あとで分からなかった箇所へ戻りやすいよ。
採点の言葉が出てくるから、成績表のように人の能力を順番に並べる話、と先に決める必要もない。何を扱う採点なのかは、その検査の説明へ戻って読むところだね。
また、第五章の「強みと弱み」を、タイプ別の長所ランキングと読み替えないようにしたい。目次だけで詳しい内容は確定できないので、本文を読むときに何について述べている章かを確かめよう。
概説から読む理由は、用語がどんな枠組みの中に置かれているかを知るため。気になる章だけ先に見ても、分からない言葉があれば、前の章へ戻れる読み方にしておきたいね。
読み始める前に、第三章と第四章を一つにまとめず、どちらで何を学びたいかを書くだけでも、本を読む目的が変わる。結果を出すことと、結果から理解を深めること。この二つを分けてみよう。
公式説明では、回答結果から本人が理解を深める過程を重視している
フィードバックを別に学ぶ理由を考えるなら、日本MBTI協会の「MBTIとは」も合わせて見たい。
協会の説明では、回答結果をきっかけに、MBTI認定ユーザーの支援を受けながら、自分についての理解を深め、最もしっくりくるベストフィットタイプを見つける過程を重視している。
結果が出たあとにも、本人が確かめる過程があるんだね。
この説明と、専門書の採点・フィードバックを分けた目次を並べると、結果を渡すことと、本人の理解を支えることを同じ一動作にしない理由を考えられる。
ここでは、目次から正式なフィードバックの手順を作り出しているわけではないよ。実際の実施や支援の方法は、資格・研修とその場での案内に沿って学ぶものとして分けよう。
書籍を読む人としては、回答結果をどう使うのか、本人がどんなことを確かめるのか、支援する人がどんな役割を持つのか。その三つを別々に見ることができる。
たとえば、読書メモに「結果」と「本人が確かめること」と「支援の役割」の欄を作る。これは記事で提案する学習メモで、書籍の掲載表を再現したものではないよ。
各欄の横に、確認した章や資料名も残してみて。分からないところが出たとき、同じ説明へ戻れるようにするためだよ。
分からない用語が出たら、意味を知ったつもりで先へ進まず、その言葉が何を指しているかを本文や公式案内で確かめたい。
とくに、別のテストで見た数字や表示を、この本の採点用語へそのまま持ち込まないでおこう。今読んでいる説明が、どの検査や形式についてのものかを分けて見る。
人を支援する場面を学びたい人なら、質問への答えを先に用意することだけでなく、本人が理解を深める過程をどう捉えるかも学ぶ問いになる。
本にある言葉を覚えたら、その言葉で相手を説明し尽くしたと思うより、何を本人と確かめるための言葉かを考える。その読み方が、公開された目次と協会の説明をつなぐ入口になるよ。
四文字の説明を増やす読書から、結果の前後を読む学習へ。次に本で学びたいことがその方向にあるなら、専門書を候補にする理由ができるね。
本の用語と、手元のレポートの形式は分けて確かめよう
2014年の第2版をISBNで確認してエッセンシャルMBTIを楽天で探す
採点を学ぶとき、もう一つ見る場所があるよ。本の版と、実際に見ているレポートの形式だね。
The Myers-Briggs CompanyのGlobal Assessmentの公開FAQでは、Global版でPreference Clarity Indexに代わりProbability Indexを導入したことを説明している。どちらの指数も、指向を使う技量や、その指向をどれだけ持つかを示すものではない、と案内されているよ。
ただし、これはそのGlobal版についての説明。日本語の全てのレポートが同じ形式になっている、とここから断定しないでおこう。
本は2014年の第2版として書誌が確認できる。現在見ている資料に違う用語があったとき、本が間違っている、または自分が読めていない、とすぐ決めず、まず説明の対象を合わせたい。
同じFAQの説明では、Preference Clarity Indexの尺度は0~30、Probability Indexは50~100の百分率とされる。数字の範囲からも、そのまま横へ並べて大小を比べるものではないと分かるね。これはFAQが説明する二つの指標の話で、別サービスの割合表示へ当てはめる説明ではないよ。
読むときは、書籍の章に出る用語、資料の名称、どの版や形式の説明かをメモへ並べてみよう。数値の見た目だけが似ていても、同じ意味で使っているとは限らないからね。
意味が分からないまま、友達の数値と大小を比べることも避けたい。自分がどんな検査の、どの指標を読んでいるかを先に確認する。正式なフィードバックで疑問が出たら、その担当者へ、項目名と分からない部分を伝えて確かめよう。
専門書を読むときに版を見るのは、新しいものだけが良いと決めるためではない。その本で学ぶ内容と、現在の実施条件や報告形式を混ぜずに読めるようにするためだよ。
中古の第2版は、書名・著者・訳者・ISBNを合わせて選ぼう
ISBN9784905050223の『エッセンシャルMBTI』を楽天で探す
本を選ぶ段階では、学びたい内容と、届く本の版を合わせたい。
国立情報学研究所のCiNii書誌では、ナオミ・L・クエンク著、園田由紀訳、JPP刊、2014年9月の第2版として記録されている。ISBNは9784905050223だよ。
同書誌には、原著第2版の翻訳であることも記載されている。だから、第2版という表示を、今年出た最新の改訂、と読み替えないようにしよう。
出版年月を確かめてから読むと、その本に載っている説明と、今の販売・実施条件を分けて見る理由ができる。現在の案内は、公式の最新情報へ戻って確かめたいね。
今回、楽天には同じ著者・訳者の中古本の掲載を確認した。商品ページの書誌情報と、公開されている商品データのISBNを照合して、9784905050223の本であることを確認しているよ。
ただし、同じ書名の商品が検索に並んでも、すべて同じ版だと決めないでね。版が表題に出ていない商品なら、ISBNの記載を見たい。自分で確認できなければ、購入前に販売店へ確かめる方法もある。
中古本では、本文へ書き込みがあるか、日焼けや傷みがどの程度か、付属物があるかも商品ごとに違う。状態の説明と、書誌を別に確認しよう。
版が合っていても、読みたい使い方に合う状態かは別だよね。読書メモを取りながら何度も戻る予定なら、ページの欠けや読めない箇所がないかは気になるところ。
値段だけで選ぶ前に、同じ版・同じISBNの品かを見て、そのあと状態と送料を比べる。専門書という名前が付いているだけで、価格が高いほど詳しい版になるわけではないからね。
新品で探したい場合は、出版社の購入案内も選択肢になる。楽天の中古掲載しか本の入手方法がない、と考えなくていいよ。
図書館で探すなら、書名だけでなくISBNを手がかりにする方法もある。所蔵があることと、今すぐ借りられることは別なので、利用できる館の案内を見てね。
今回の楽天リンクは、第2版のISBNで探す確認先。検索結果の商品名だけで注文せず、届く本の版と状態を合わせて確認してから選ぼう。
次に学びたい問いを一つ持って、目次から読む順番を決めよう
学ぶ目的に合う『エッセンシャルMBTI』第2版を楽天で確認する
ここまで見ると、採点とフィードバックは、専門書でも別の章として学ぶ項目だと分かるね。
概説、実施、採点、フィードバック、その後の活用。どこを知りたいかで、読みたい章への入口が変わる。
最初に一つだけ問いを書こう。採点された結果をどう捉えるかを知りたいのか。本人の理解を支えるフィードバックを学びたいのか。あるいは、検査の理論や研究の基礎から読みたいのか。
問いが決まれば、目次で場所を見つけ、必要な基礎へ戻る読み方にできる。全部の見出しを一度に覚えようとしなくても、疑問を持って読み進められるよ。
読書メモには、分かったことだけでなく、確認が残ったことも置いておこう。採点の章の言葉を、フィードバックの章ではどう使っているか。次の章を読んだら、前の疑問へ戻れるようにする。
読んだ説明を、いきなり誰かの実施へ使う予定にしない。知識を学ぶ段階と、資格・研修のもとで実施を学ぶ段階を分けて、必要な案内へ進もう。
自分のタイプの基本を知りたいだけなら、協会の基本書案内へ戻って選んでもいい。今はそこから読むほうが合う、と判断できれば、それも本を選ぶときの答えになる。
一方で、実施や面談の支援に関わる学習を深めたいなら、この専門書の目次と、今持っている問いを比べてみよう。読みたい項目があるかを確かめてから、一冊を選びたいね。
採点が終わったら理解も終わるのかな、という最初の疑問。目次へ戻ると、その先にフィードバックを学ぶ章がある。
そこを一つにまとめずに読むだけでも、次に知りたいことが変わるよ。今日は第三章と第四章を並べて、どちらへ何を聞きたいかを一行ずつ書いてみようね!